7月 21 2020

カナダ留学中に友人4人で出かけた車旅行が今までで一番思い出深いです。当時語学学校で知り合った、メンバー(日本人2名・タイ人2名)で少し語学の余裕と時間ができたので、アメリカのサンフランシスコまで車で南下することにしました。まだスマホがない時でしたので、宿泊先はその都度探すようなスタイルで、ひたすら目的地を目指して進むという、お気楽旅でした。季節は11月で少しずつ寒くなる時期でしたが、天候には幸恵まれた旅となりました。

カナダのバンクーバーを出発して、アメリカ国境、シアトル、ポートランド、サンフランシスコ(ゴールデンゲートブリッジ)を南下する計画で1週間の旅に出発しました。運転手は1名だけだったので、今考えるとかなり無謀な計画でしたが、運転手は一度同じ旅程で運転したことがあったので、少し気楽に出かけました。今思うと、せっかくの機会だったので私自身も運転ができれば良かったなと思いました。

旅行中、フラッと立ち寄ったカフェや、簡易的に済ませてしまうことも多かったのですが、スタバのマグを当時集めていたので、行先で見つけてはお土産に購入していました。特にポートランドは行くまではほとんど知らない都市でしたので、この度で知る機会となり、街自体もとてもコンパクトですが、カフェや街並みはとても洗練されていたので、気に入っているスポットの一つになりました。サンフランシスコについてから食べたクラブサンドは今でも忘れません。

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この1週間のお気楽旅で印象に残っているのは、それぞれ進むペースによって、その日に泊まる宿を探すというのがお決まりになっていたので、毎日違うところに泊まるのはとても楽しかったです。プールがついているモーテルのような小さめの宿やB&Bのアットホームなところ。当時外資系ホテルに就職するために留学していたので、アメリカのこういった宿泊事情も知るにはとても良い機会になりました。

夜には大きいベッドで4人で横に寝たのは今でも良い思い出です。とにかくみんな毎日クタクタになるまで遊び倒しているので、清潔な寝具で眠れればどこでも良かったのです。また、普段では見られない広大なアメリカの土地を進んでいくのも天気が良かったこともあり、大切な思い出の一つです。

都市間には幾つか農場のようなひたすら緑が続く道路もあり、ヤギや牛を放牧しているのが車から見えました。大都会アメリカのイメージが強かったので、穏やかな一面が見えたこともすごく印象的です。周辺に何もないので、夕焼けが落ちていく様子も車から眺めたりして、少しセンチメンタルな気分にもなったのを覚えています。

この旅行中に若干怖いなと思ったのは、宿に着くまでに立ち寄ったガソリンスタンドです。海外ドラマに出てくるような郊外のスポットでしたが、休憩がてら不意に立ち寄っただけでしたが、夜20時くらいに女性4人組なんていかにも旅行客なので、何かあっても助からないので、ソワソワしたのを覚えています。

また、サンフランシスコについてから宿泊したホテルはチェーンの有名なホテルだったので、予約をしたのですが、場所がいかにも危ない雰囲気でしたので、ホテルに着くまでの道のりはとても怖かったです。車の中からストリートを見たら、奇声をあげたり、座り込んだりしている人たちが多数いたので、最後のゴールにして思わず「やばい」と感じました。

幸い昼間に到着して、夜も早めにホテルで過ごすようにしていましたので、何も起きずで本当に良かったです。今思うと、スマホがあればすぐに調べて口コミや周辺環境の確認ができたのですが、当時携帯は通話メインで、City Mapでホテルマークを見つけては電話して予約するというアナログなやり方でしたので、それ以降中級のホテルは気をつけるようにしています。