9月 16 2020

カナダバンクーバーに友人と現地でワーキングホリデーをしている友人を訪ねるために旅行しました。友人へのお土産は先日抽選で当選して参加したホリデー 日帰り旅行のバスツアー中に寄ったお土産先で購入したせんべいの詰め合わせです。友人はネギ味噌焼きせんべいが大好きなのです。他にはかりんとうなども買って行きましたがとても喜んでくれました。

バングーバーへはアメリカヒューストンを経由して行きました。現地ではタクシーやモノレールなどを利用しました。季節は3月から4月にかけてまだ雪の残る季節でした。全体で3週間の旅程でしたので少しだけ暮らしを体験してみるという目的もありました。バンクーバーのシティだけでなく、友人の家を拠点に小旅行などもしました。

グランビルアイランド、ガスタウン、ダウンタウンなどを一通りまわりました。オプショナルツアーとしてはフェリーでヴィクトリア1日ツアーに参加しました。中国人の多いツアーだったこともあってか、ランチは中華料理でした。バンクーバーは移民の多い街で中国人もとても多いそうで味はとても美味しかったのですが、その日あったばかりの見ず知らずの参加者同士で大円卓を囲み、取り分け方式でのランチは少し緊張しました。周りの人は皆、当然ながら中国語でずっと話していますので多少疲れました。

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それでもツアーの内容自体はとてもよく、マダムタッソーワックスミュージアムや広いガーデンなど存分に楽しむことができました。フェリーに乗って移動するのも旅行の気分を盛り上げました。週末は至る所でフリーマーケットを開催しており、のぞくだけでもとても楽しかったです。価値のありそうなものからガラクタまで雑多な中から自分好みのものを探すのは面白かったです。

また移民が多いので各国の料理が楽しめるのも良かったです。例えばギリシア料理のレストランでは雰囲気たっぷりの大きなおじさんが運んでくれるムサカを食べ、寒い日にはオモニの作るスンドゥブチゲで温まり、日本食が恋しくなると寿司屋さんで日本で食べるよりも美味しいサーモンの握りをいただきました。

ブリティッシュコロンビアロールというシャケの皮を炙ったものが入っている巻き物はそこでしか食べられないので良い経験になりました。外国で食べる寿司は様々な創作寿司があり、日本ではカリフォルニアロールなどは有名ですが、他にレインボーロールと言って数種の刺身をきれいに巻いてある巻き寿司や、自分が気に入ったのはクリームチーズの入った寿司ですした。

また築年数が100年を超えているオールドハウスが小さな博物館のようになっている施設で当時の服装や生活用具などの展示をみたのもいい思い出です。小さなお土産さんも併設していたので品のよいものが買えたと思います。スーパーマーケット巡りも大好きなので日本では目にしないような大容量のものや、色とりどりの野菜やフルーツを買って家で食べたのも良かったです。

街の中でも道が一本違えば怪しい雰囲気のところがありました。友人に聞くところによると、薬物中毒の人が多い地域だそうで、昼間から道路に寝転んだり、物乞いをしている人がいて、すぐにその場を離れましたが少し怖い思いをしました。知らずに近づいてしまうと危険だと思いました。

スリや置き引きにも注意が必要です。失敗としては観光中にカメラをどこかに置いてきてしまったことです。せっかくの旅の思い出を振り返ろうにもカメラを失くしてしまい残念で仕方がありません。それでも目に焼き付けた風景は美しくとても感動しました。周囲の山には雪が残っており、ライオンの耳のように見える山や、キャピラノサスペンションブリッジなどでは軽いブッシュウォークも楽しめました。

周囲に一切建物のない中を深呼吸しながら歩いた清々しさは忘れられません。空気が冷たくとても澄んでいて、洗われるような気がしました。いろいろな場所で公園もきれいに整備されており街の中でも自然に触れられる機会がたくさんあり大満足の旅行になりました。